“METAL CAB”はその名の通り金属素材のスピーカーキャビネット。
レーシング・モーターサイクルからインスピレーションを得て、贅沢にもアルミボディとカーボンバッフルを採用。
キャビネットの開発にあたっては、VirtuosOn独自開発の“Helmholtz Resonance Cabinet”を採用しながら、
キャビネット素材そのものを追及。
レーシング・モーターサイクルからインスピレーションを得て、贅沢にもアルミボディとカーボンバッフルを採用。
METAL CAB 1×12
Setting example EX Metal 50 + Metal Cab 1×12
このキャビネットではギターアンプで多用される大きな12インチ・スピーカーを搭載するため、Type-1よりも更に軽量化と部材の剛性を意識。
もちろん通常の木材を用いても同様のキャビネットは製作可能であるが、ここでは従来のギター・アンプキャビネットでは考慮されてこなかった素材を用いた製作に着手。
音楽とジャンルは異なる話となるが、レーシング・モーターサイクルの世界では、
軽量且つ高剛性を実現するためにアルミシャーシ+カーボンフェアリングを採用するのが常識。
METAL CAB 1×12の開発ではこうしたレーシング・モーターサイクルにインスピレーションを得て、
アルミ躯体にカーボンバッフルを組み合わせて製作。
結果として、アルミニウム躯体はエレクトリックギター特有の金属的な響きを強調し、
カーボンバッフルは真空管アンプ特有の「暖かさ」「まろやかさ」を更にサポート出来る事を発見。
こうして、今までに無い構造・素材のギターアンプ要スピーカーキャビネットを製作しました。
開発の過程では、Martin D-45Eといった究極ともいえるアコースティックギターのデータも採取しながら行われてます。
データ採取に使用したMartin D-45E
<METAL CAB 1×12>
使用スピーカー:Jensen C12N-8Ω
躯体素材:AL5052アルミ板
バッフル素材:CFRPカーボンパネル
寸法:W=45cm, D=25.5cm, H=48cm
重量:13.1Kg